私らしく、思いっきり恋愛して生きていくために、会社を辞めることにしました。

🌹私の人生記録

私らしく、思いっきり恋愛して生きていくために、会社を辞めることにしました。

***


恋愛アーティスト/カウンセラーの愛野ひとです。


久しぶりに、私自身の話を。


最近、あまり、
自分自身の話を書くことがなくなっていたのには、
理由があります。

さかのぼったらね、
最後に、このブログで、
自分自身のことだけを書いたのは、
7年経っても全然忘れられない、
大好きだった人に書いた、
魂込めたラブレターでした。

1月から、この半年間、
自分のことを書くことを、
お休みしていたことになります。

どうしてか。

一言でいうと、
ありとあらゆることに対して、

「恋愛カウンセラーなのに、こんなことを書いてもいいのかな」

「こんなことを書いたら、恋愛カウンセラーとして、どう思われるんだろう」

と、思っている自分がいて、
気付けば、何も書けなくなっていたからです。


そう、まるで、好きになった人に、
恥ずかしくて、自信がなくて、
本当の自分が見せられない、みたいに…。
(綺麗に言ってみる)


根っからのポエマー体質なので、
歩いているだけで
書きたいこと、伝えたいことが
たくさん浮かんでくるのですが、

iPhoneのメモ帳に書き溜めているものの、
実際に書く、ということができなくて、
狂気的な数の、溜まっていくばかりのメモ…。


でも、半年たって、
ようやく、
そもそもの、私らしい在り方は、
そうではなかったことを、
思い出したんです。

すべて、さらけ出して、
私の存在で、伝えていくこと。

そこに、
何よりも私らしさがあることを、
私が、見失っていたな、と思います。

その葛藤については、
ちょっと、またあらためて書くとして。笑

今日は、手始めに(?)
タイトルに書いた、
今の私の状況から、
書いていこうと思うのです。

久しぶりの、
愛野ひと激情劇場
始めます。


***



そう。

私、ついに、
会社を辞めることにしたんです。

生活費を稼ぐためにやっていた、OLの仕事。

新卒で入ったサービス業が、
1日目から死ぬほど苦しくて、
1年ちょっとで辞めた後、
社会人として何も経験のなかった私を拾ってくれた会社。

ひとまず3年は何があっても続けようと、
何度も辞めたいと思いながらも、
気付けば約6年、続けてきた仕事。

良い人ばかりで、
人間関係で悩まないで済むということは、
とても大事なことだと実感させてくれた会社。

地元の家族を安心させるために、
契約社員から正社員、
という肩書になって、続けてきた仕事。

私の生活の基盤であって、
贅沢はできないけれど、
私が東京で生きていくことを叶えてくれた仕事。

ちゃんとする私、優等生でいる私、できる私、
を発揮することができた場所。

心配性で、完璧主義で、ミスを許さない私、
が、活躍できた場所。

ものすごく楽しめる仕事ではなかったけれど、
死ぬほど嫌でもなかったから、
続けることができた仕事。



だけど。


私、

もう、そんな私では、
いられなくなっちゃったみたいで。

これまでみたいに、
その場所にいることが、
どうも、こうも、
できなくなっちゃったみたいで。



これまでの私にとって、
「仕事」は、
生活費を稼ぐためのもの、でしかなかった。

あくまで、割り切って、
仕事で自己実現するとか、
仕事で感動するとか、
仕事で心揺さぶられるような刺激的な体験をする、
なんて、諦めてた。

なんでか、というと、

私には、
『恋愛』という、
ゆるぎないものがあって、
人生懸けて夢中になっているものがあって、
これ以上夢中になれる仕事を
見つけることなんて不可能で、

仕事を諦めた、というよりは、
仕事に邪魔されるわけにはいかない。

そんな気持ちだったかもしれない。


私にとって、
恋愛は生きがいで、
刺激的で情熱的で夢中になれる恋に
全力投球するためにも、

仕事、というものにエネルギーを
取られるわけにはいかなかった。

恋愛に魂をかけて、
仕事は、片手間でやる。


それで、よかった。


この先も、
たとえ、結婚して家庭を持っても、
私の人生でパートナーが最優先であることは
変わらない。

だから、私のその生き方は、
この先も変わらないんだって思ってた。



でも、私の中に、あった気持ち。

もっと自分自身を、発揮できることをやりたい。

そんな風に言語化できてすらいなかったけれど、
恋をしているときだけは生きていて、
仕事をしているときは死んでいる、
感情を封印して、無になっている私。

そんな私に対して、どこか、
自分の命の時間がもったいないような、
そんな気がしていたのも、確かだった。


だから、
私が生きていることを感じられるような
夢中になれる仕事に出会えたらいいな、と
思っていたのだけど、
そんなものはあるわけないと、諦めていた。

もしも、
あったとしても、
それで生活していけるわけがない、と。


自分の好きな業界や、
好きだと思えるサービスに
出会えたら変わるかもしれないと、
転職を考えたことも何度もあるけれど、

心の底から人生懸けてやりたいか、
という視点で見てしまうと、

会社員として、
自分以外の人が生み出したサービスや商品を
伝えていくことを、
楽しんでいる自分の姿は、
あまり上手にはイメージできなかった。

というか、
恋愛に注いでいるエネルギーを
分けてもいいと思える仕事なんて、
私には、見つかるはずがないと思ってた。




だけど。




だけど、出会ってしまった。


自分が恋愛に人生懸けてきた
すべてが活きる、

自分や恋愛との向き合い方を、
伝えていくことのできる、

自分が失敗したからこそ、
誰かの愛を見つけることができる、
カウンセラーという仕事に。


そして、カウンセラーとして、
ブログを書き始めたとき、
自分の心を文章にしたときの、
これだ、という体感と、

自分を表現していく、
出会う人の愛を表現していく、
アーティストという、生き方に。


人生で初めて、恋愛以外で、
ものすごく大好きで、楽しくて、
細胞が喜んでいて、
たまらなく好きですと、言えることに
自分の全部を注ぎたいと、思えることに。


出会ってしまった。


それから、私の人生には、


「恋愛」「仕事」の他に、
「好きな仕事」
という軸が、登場した。


刺激的で
感情を揺さぶってくれる「恋愛」と、
極力低刺激で、
情熱とか感情のない自分でやる「仕事」。

そんな極端なふたつのもので
不器用すぎるバランスを
とっていた私の人生は、
たぶん見事に、バランスを崩してしまった。


ここで、私が、
ものすごく気力と体力がありふれている人
だったら、よかったのだけど、
見てのとおり(?)そんなことはなかった。


私はものすごく、キャパが狭い。

というか、
ひとつのことに深く集中したいから、
たくさんのことを同時に進める生き方は、
あまり向いてない気がする。

そして、時間の使い方が、
ものすごくマイペースで。

書きたいことを書けるだけ書いていたいし、
好きなだけ自分の世界にこだわりたいし、
自分と向き合う時間、
というのがたぶん人一倍必要だし、
思うままに散歩して、
好きな場所の空気に触れる時間も必要だし、
極めつけに、寝たいだけ寝たい、
という睡眠への異常な執着。

寝ることに対する執着については、
「繊細な人は、
からだや心の回復に時間を使うから、
たくさん寝ないとダメなんだよ」って、
誰かが言っていた理論を、
都合よく、採用してる。


そういう、
何も生まない時間がないと、
私は、生み出すことができなくなる。

だから、
「仕事」と「好きな仕事」と「恋愛」
の他に、
「何もしなくていい時間」も、必要だった。

そんな理由もあって、
私はいつも、何もしてなくても、
時間が足りなかった。


しかも、
精神的な優先順位と、
現実的な優先順位は、
きっと違っているんだと思う。

恋愛に夢中になるためには、
生きていかないといけない、
というハードルがある。

来月の家賃を払えなければ、
東京で生きていく資格が無くなるし、

明日のご飯が食べられなくなったら、
さすがの私もきっと恋愛どころではなくなる。

可愛い服を新調して、
美容院に行って、
肌をきれいに保つための
お金がなくなったら、
デートだって楽しめなくなる。


そうなると、
「仕事」は、
必然的に死守していたんだと思う。

結果的に、
「恋愛」と「好きな仕事」
どちらかをする余裕しか残っていない私が
出来上がった。



カウンセラーとしての活動を始めて、
最初の1年は、
「恋愛」に夢中になっていた。

そうなると、
ブログの更新やカウンセリングの募集や、
カウンセラーとしての活動自体が停止した。


それじゃいけない、と思った。


何より、
お申込みをいただいて、
カウンセリングをする度に、
もっと思う存分活動したい。

私はこれで生きていきたい。

そんな気持ちが強まっていった。

だから、
「好きな仕事」に向き合って、
継続的に活動をする、ことを決めた。


「好きな仕事」に夢中になり始めて、

あ、私、
このままだと「恋愛」に、
時間をかけなくなるな、と思った。

デートしたり、
女として、男性と過ごして、
愛されたり愛したりすることに
使える時間が、
どうしても、物理的に少なくなるのを感じた。


だけど、それだと、
どうしても、
私が、私らしくなくなってしまう。

心の底から滾るような情熱が、
たかが知れたものになってしまう。

私の中で、愛の循環が止まってしまう。

そんな思いがあった。


本気になったら、
「恋愛」も「好きな仕事」も、
頑張れるんじゃないかと思った。

でも、一向に、
どちらも頑張れる気配がない。

「恋愛」と「好きな仕事」
どちらにも本気で自分を注ぎたいからこそ、
同時並行できない、というジレンマ。

たぶん、ただ、
壊滅的に不器用なだけかもしれない。

でも、「仕事」がある以上、
どちらかに偏ってしまう自分がいた。



「好きな仕事」を取ることは、決めた。


あとひとつ、
「仕事」か「恋愛」、
どっちかを選ぶとしたら、
答えは決まってる。



「仕事」を、辞めるしかない。


私は、決断した。



***



だけど、
「仕事」を辞める、という選択をするには、
すごく葛藤があった。


時間が足りないなんて、言い訳なんじゃない?

本気だったら、どっちもできるんじゃない?

だって、
会社員を生活の基盤に置きながら、
その他の時間で、
私より活動的に、
やりたいことをやっている人だっている。

「思うようにできない」なんて、
甘えてるんじゃない?

そもそも、ちゃんと、
カウンセラー1本でやっていける
準備が整ってから、
会社は辞めるべきじゃない?

「普通」は、そうじゃない?

「普通」に
「みんなと同じように」できない私がだめなんだ。

「仕事」と両立できなかったら、
独立して一人でなんて
やっていけるわけないじゃん。


何回も、自分に言ってきた。


だけど、
カウンセラーとして活動すればするほど、

自分が本当にしたい生き方をしたい、
そんな思いで、
いてもたってもいられなくなっていった。

我慢しながら会社に行く自分を、
感情を押し込めて仕事をする自分を、
未来の安定のために、
見過ごすことができなくなっていった。

自分の心の声を、無視することが、
全然できなくなっていった。


ここ数年で、
自分と向き合うようになって、
自分を大事にするようになって、
だんだん気付いてきた。

極力、省エネで
やってきたつもりだった仕事は、
負担がないわけではなかった。

本来の自分でいられない、
ということが、
本当は、かなり負担になってた。

感情を閉じ込めて、
目の前の書類に向かい合わないと
いけない時間が、
どんどん苦しくなっていった。

心配性で、ミスが少ない、
自分の性質を活かせていると思った仕事は、
本当の自分を取り戻していくうちに、

不思議なくらい、
だんだん頭が働かなくなっていった。



そんな自分を見ていたら、

「もう、十分、頑張ったよね」と、

言ってあげたくなった。



ああ、やりたくないんだね、私。

本当は、我慢して、やってただけで、
ずっと、やりたくなかったんだね。

ずっと、無視し続けてしまった、
その声を、
もう、聞いてもいいよね。

やりたくないこと、やってきたけど、
苦しかったよね。

ずっと、無になって、
仕事なんてそんなもんだって思って、
諦めて、生きてきたけど、
でも、もう、いいよね。



失敗したっていいよ。

やりなおせばいいよ。

だめだったら、
また、会社員になったらいいじゃない。

好きなだけ、やりたいこと、やったらいいよ。



優等生で生きてきた私は、
本当は、失敗することが、
ものすごく怖かった。

だから、
怖いことを選ばなくていいように、
自分以外の誰かと比べた。
正解を、選ぼうとした。

だけど、

どんな生活が幸せか、
どんな働き方をしたいか、
どう生きたいか、

そこに、正解はない。


誰かの生きる今日と、私の生きる今日は、
当たり前に、違うんだ。


だから、自分の感覚に、
素直になるしかない。


全部は、ちゃんと、できない。
それが、私。
それで、いい。


本当に、自分を大切にするとしたら。

私は、私に、やりたいことをやらせてあげたい。

自由に、生きたいように、生きさせてあげたい。






「失敗したらどうするの?」

その声は、
幼い頃、私を守ってくれた、家族の声でもあって、
家族の期待に応えるために、
いい子でいようとしてきた、私の声。


でも、もう、私は私の失敗の責任を、
取ってあげられる。


私が、私の、自由を奪っていた。

私が、私らしく生きることを、
私が、止めていた。


「失敗したっていいよ」


本当は、自分に、
そう言ってほしかったんだなって、わかった。



***



数か月後に決まった退職。

会社と相談した結果、
退職までに、
有休を消化しつつ、
週に2回程度出社する、という、

社員ではあるけれど、自由な時間が増える、
という想定外の期間を、
数ヶ月分、与えてもらえることになった。

本当に自由になってしまう前の、
準備期間。


その期間が始まる前夜に、
お風呂に入って、考えてた。

6年間、それでもちゃんと働いてきたから、
少し感慨深くなる私もいた。

これまでのこと。
これからのこと。

そうしたら、
わくわくするはずなのに、
とびきり楽しい期間が始まるはずなのに、

「不安にならなくていいの?」って、
どこかから、声が聞こえて、
私の頭を、不安に向けようとするのを感じた。


ああ、私、きっと、ずっとこうしてきたんだろうな。

自分で、不安をつくって、
失敗しないように、
間違えないように、してきたんだろうな。


不安にならないといけない理由なんて
どこにもなくて、

もし、あるとすればそれは、
「普通」とか「常識」のものさしで
世界を見ようとしたときで、
もっと、自分を、自由に、
生きていっていいのにね。

そんな思いで、つぶやいた言葉。

***


今日は、お昼すぎから、一日中これを書いて、
ほぼこれだけで、
今日と言う日が終わろうとしている。笑


でも、心が喜んでるのを感じる。


ああ、私、ずっと、こんな時間が、ほしかった。


好きなだけ、
好きなことを書いてられる時間。

楽しまないと、もったいない。

しばらくは、
この、ずっとほしかった時間で、
恋愛して、表現して、セッションして、
思う存分、夢中になろうと思います。



辞めます、とかいって、
かっこつけてるけど、
実際には、
生活費を稼ぐための「仕事」も
まだ必要だから、
そのための時間を
全くのゼロにすることはできない、
というのはここだけの話!笑



でも、心がどうあるかは、
私が決められる。


そんな、
自由な心の在り方を、
自分らしさとか、
自分の喜びをどこまでも追及していく生き方を、

私の人生とか存在を通して、
また、表現していけたら、
そんなに幸せなことはない。

そんな風に、思っています。

もともと、恋愛セッションで、
恋愛の話メインと見せかけて(?)、

家族の話、幼少期の話、
はたまた愛し方、愛され方、生き方の話、
をするのにほとんどの時間を使う
私のセッションですが、

私自身も、この通り、
これまで以上に自由になったので、

さらに自由に、
さらに楽しんで、
さらに自分らしく生きる、


そんなテーマも、
今まで以上に深く熱く、
広げていきたいと思っています。


ぜひ、会いに来てください。

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