カウンセラー界のラーメン二郎を目指すには

エッセイ


拝啓  未来のジロリアン様。

大丈夫です。
あなたは、間違っていません。

ここは、愛野ひとのブログです。

誰かに乗っ取られてもいません。

正真正銘の私が、
いきなりなんですが、
今日は、ラーメン二郎の話をします。


えっ、いきなり、何?????
と思われたそこのあなた。

あなたは、間違っていません。
至極全うな反応です。

「カウンセリングのお申込みが
1件もなくて、
投げやりになってしまったのかもしれない」

そう思ったあなた。

それもあながち間違っていません。笑


「もう、どうしようもなくて、
ウケを狙うことしかできなくなってしまったのかもしれない」

そうなんです。

カウンセリングの予約が、ない。

つまり、
今の私に、怖いものなんて何もない。
(ラーメンについて語っている場合ではない)


やけになっている。

そう思われても、致し方ないと思う。

だって、このブログは、

恋愛アスリートでありカウンセラーである私が、
日々の恋愛や恋愛や恋愛や家族のことについて
生々しく語るためのブログであり、
それを日々応援してくれる同志の方々の
生あたたかい声援で成り立っているサイトであり、

ラーメン二郎について熱く語りたいと思っている読者や、
ラーメン二郎の生々しい情報を得たいと思っている読者は、
一人だっているはずがないのだ。


いるとしたら、全力で言いたい。


あなたは、
ブログを、間違えてますよ、と。

だけど、
間違えてくれて、ありがとね。



さて、これを書き始めるにあたり、
カテゴリが全くわからない。

とりあえず、エッセイ、というカテゴリを
作った。

ラーメン二郎がエッセイの枠に収まるのか、
きっとエッセイ側も不安な顔をしていると思う。

そもそも、これまで書いてきた自分の話が
エッセイではなく、
あえてこのラーメン二郎の話をエッセイと呼ぶのであれば、
他の記事はいったいなんだったのだろう。


せめて、必死に、
タイトルだけは
いつもの感じを出そうとした。
でも、無理だ。
ラーメン二郎のインパクトには太刀打ちできそうもない。


そんな前置きはさておき、
ウケを狙っているようで、
私は、真面目に書くのだ。

ラーメン二郎のことを。

とはいえ、
いくらこのブログを読んでいる同志の方々が、
私のことを応援してくれているからと言って、
ラーメン二郎のことを書いたら、
どんな反応をするかは、まったくわからない。

自分の見せ方のスキル皆無な私ですら、わかる。
ブランディング的に、
ちゃんちゃらおかしな話であることは。

これまで私が、
築き上げた世界観なるものがわずかでもあるなら、
それをぶち壊すような行為だ。
実に破壊的だ。

現実の恋愛を壊さなくなったからといって、
カウンセラーとしてのイメージを破壊している場合ではないんだ。


私、それでも、書くのか?

それは、瞑想ではなくて、迷走だぞ。

いや、こんなおやじギャグもどきを
かましている時点でもう手遅れかもしれない。

今までのイメージ崩壊は免れない。

本当にやばい人と思われて、
さらにカウンセリングのお申し込みが
果てしなく遠いものになるかもしれない。


それなのに、
なぜ、私は二郎のことを
ブログに書こうとしているのか。


わからない。


私の中の二郎が目覚めたから、
としかいいようがない。


そもそも、
私が今ラーメン二郎について
ブログを書くことになっているきっかけ。

今、わけがわからなすぎて、
このページを閉じそうになっている人は、
せめて、そのきっかけだけでも
知ってくれませんか?

そうじゃないと、
私のイメージが、
ラーメン二郎の人、で、終わってしまう。
(すでにそうだよ)


それは、

「中毒性の高い、ラーメン二郎みたいな、独自路線を貫いてほしいなあ」

という、師匠の一言。


営んでいるラーメン屋の経営戦略を
相談したときの回答ではない。
(現実に営んではいないし)

カウンセラーとして
今後のことを相談したときの回答である。


それまで、私は、
ラーメン二郎とは無縁の生活を送っていた。

あ、そういえば、
一度だけ、食べたことがある。

大学生の頃、
一つ下の後輩くんに連れられて、
行ったことがある。

あの頃、
私は食べ盛りの男子大学生に
引けを取らないくらい、よく食べた。

きっと、二郎に連れていっても、
私の胃袋だったら耐えられるだろう、
ということで、
二郎デートの相手として、
私が選抜されたのだと、
今ならわかる。

そして、
彼よりはやく二郎を食べきったことで、
彼との恋愛のチャンスを
自ら潰してしまったのだと、
今ならわかる。

切ない。

だけど、それしかない。


そんなことすら、
今の今まで記憶の彼方に葬り去っていた。

正直、今回も、私の脳裏から、
二郎の二文字は消されていた。

師匠の一言があった翌日、
朋ちゃんに、コメントで、
ラーメン二郎・愛ちゃんさま、
と呼ばれるまで、そこについては、
頭から抜けていた。

たぶん、いい加減に聞いて師匠の貴重な
アドバイスを聞き逃しまいとした結果、
重要なところだけが残ったんだと思う。

だから、私は、
時間差で、衝撃を受けた。

そういえば、
私、ラーメン二郎って、言われたな。

当然ながら、カウンセラーとしての自分を
ラーメンに例えたことなんて
いまだかつてないけれども、
強いて例えるならば、
ほら、今時、
黒トリュフとか乗ってたり、
オマール海老で出汁を取ってたりするラーメン、
あるでしょ?

あえて例えるなら、
そうであってほしい気がした。
そういう意味で、独自路線のつもりだった。


だけど、違った。


そうか。
二郎か。
いろんな独自路線があるんだな。
独自路線、奥深いな。


そう思って、調べてしまった。

まず、二郎のファンのことを、
「ジロリアン」と呼ぶこと。

「ラーメン二郎が提供しているのは、ラーメンではない。」

「お客は腹を満たすためだけでなく、
『二郎を食べた』という達成感を得たくて二郎に来るのです。
そうして、ほかのラーメン店とは一線を画し、二郎は唯一無二のポジションを確立しました」

livedoorNEWS『インスパイア系も勝てない 敵なし「ラーメン二郎」の独自文化 より

かっこよくカード形式で表示したかったが、
小一時間格闘しても表示されないため
こんなに論文チックになっている。

あの記憶の中の、
コテコテのラーメンが、
愚直な精神で作られ、
そんな独自の文化が生まれているとは、
考えもしなかった。

きっと、二郎は、
有名になろうとか、
たくさん稼ごうとか、
そういう野望の元に生まれたわけじゃないような気がした。

何者かになろうとしたわけでもなく、
何かを成し遂げようとしたわけでもなく、
ただ、目の前の一杯のラーメンを、
目の前のお客さんのために、
美味しく作り続けていたんだろう。

それは、純度の高い愛のような気がした。

カウンセラーをやっていると、
勝手に愛の物語にしようとしてしまうところがあって、

そんなの、こちら側の勝手な解釈で、
愛だのなんだのを、
押し付けられるのは、
二郎側にとっては、
傍迷惑な話なのかもしれないけれど。

そもそも、
本家のジロリアンの皆様からしたら
素人のたわごともいいところだろう。


だけど。


ああ、書きたくなってきた。

私は、二郎のことが、
書きたくて仕方なくなってしまった。

そして、
仕事中も、浮かんでくるアイデアを
一つも漏らさないように
iPhoneのメモに書き留めた。

次々と浮かんでくるから、
仕事なんてしてられたもんじゃない。

仕事が終わって、
定時食い気味に終業報告をし、
私は、一目散にスーパーに走った。

私が、二郎のブログを書くために
必要なことはなんだ。

そう、まずは、
麺を手に入れる必要がある。

ブログの写真は自分で撮ると決めているので、
どうしても、そうする必要がある。

いつものように、
花の写真で、二郎のことを話すには、
なんだかあまりにも滑稽に思えたし、

私のスマホのアルバムには、
ラーメンの写真もなくはないが、
他のラーメンの写真では、
二郎への誠意が足りないだろう。

近所のスーパーで、
一番高いラーメンを買った。
敬意を込めて。

そして、意気揚々と家に帰る。
こんなに、はやる気持ちを抑えられないのは、
久しぶりだ。

そして、かつての記憶とイメージを頼りに、
(いや、ネットで調べたらいいのに)
もやしをもりもりにした、ラーメンを作った。

ラーメンを食べながら、
また、調べてみた。

店主のインタビューを見つけた。

─ 健康志向の流れの中で、そういう流れに少し歩み寄ろうとかそういうのはないでしょうか。

 ない。あれ、変えちゃったらもう二郎じゃないもん。
あの野菜をのっけて、油がぎったぎたで、ぐつぐつ煮た豚がのっているのが二郎だもん。

─ 最後に、巷では飲食店は数年で廃業に至るところが多いといわれていますが、その中で50年以上続けてこられた秘訣はありますか。

 好きなんだろうな。やっぱり自分が作ったラーメンだからだよ。教わったんじゃないんだもん。俺が作ったんだもん。

ラーメン二郎 店主 山田拓美さん – 東京弁護士会 』より


ああ、そうか。

私がさっき抱いた感覚は、
核心に変わる。

やっぱり、愛か。

この人は自分のラーメンを、
心底美味い、と思って、愛していたんだ。

そして、目の前のラーメンを作り続けた。

それをしてたら、
いつの間にか、二郎は二郎でしかなくなった。

この数時間分の思い入れも手伝って、
私は、もはや感動さえ覚えた。

そして、ごめんなさい、
と思った。

栄養バランスとか考えて、
ニンジンとか入れてしまった。
どおりで二郎感が薄かったわけだ。

もうひとつ白状すると、
さすがに写真では控えたけど、
ゆで卵も入れて食べました。

大変申し訳ありません。



*****


私がどこに向かうのか。

それが、二郎なのか、
二郎じゃないのかは、わからない。

だって、私は、
この店主さんのように、
ただ、美味しいラーメンを作りたい、
という意味で、きっと無欲ではない。

カウンセラーとして、
ど真ん中には、
たくさんの人を応援したい、
という愛を置いているつもりだ。

カウンセリング後には、
抜け殻になるくらい、
その人のことだけに集中するのが、
今の私のスタイルである。

だけど、

カウンセラーとして、
師匠みたいにたくさんの人を
愛で癒せるようになりたい、とか、
寂しさと言えばこの人、みたいな認知を
されるようなプロになりたい、とか、
作家として多くの人の心を動かしたい、とか、
いろんな野望があるし。

承認欲求とか、プライドとか、
高すぎて己の邪魔になるものは、
ほとんど高いような人間だし。

こんなふうに、
ただひたすらに美味いラーメンを
作り続けられるのかは、わからない。
(いや、そもそもラーメンはつくらないよね?)

だけど、
時代がたとえ健康を求めても、
人々が健康志向になっても、
このメタボこそが二郎だから、と、
笑って胸を張る。

その在り方は、きっと、
ラーメンだけの話にとどまらない。

自分自身を、ブレずに貫けるだろうか。
自分自身に、胸を張っていられるだろうか。
自信をもって、勧めることができるだろうか。

そんなことを、二郎に教えてもらった気がした。(勝手に)

いつでも二郎が二郎でいるからこそ、
だからこそ、
ジロリアンは、
次郎が食べたいときに、
「ラーメンが食べたい」とは、
おそらく言わないんじゃなかろうか。

「二郎が食べたい」
そう言うんじゃないだろうか。


それなら、
私がこの先
カウンセラー人生で目指していくのは、
もはや、
カウンセラーではないのかもしれない。

私が私であること、なのかもしれない。

私のカウンセリングや、ブログは、
愛野ひと、であり、それ以外ではない。

カウンセラー界のラーメン二郎に
なるならば、
私が目指すのは、きっとそこかもしれない。





………………え、目標、高くない?



食べる人は、
胃もたれすることを知っている。
お腹がいっぱいになって、
苦しくなることを知っている。
だけど、食べたい。

それ以上の褒め言葉が、
ラーメン界にあるだろうか。
いや、きっとないんだろう。

あなたはきっと、胃もたれする。
得られるのは、
必ずしも爽快なものではないかもしれない。

それでも、読みたい。
それでも、会いたい。

そんな風に思ってもらえる人間になりたい気はするけど、
そんな風に思ってもらえるカウンセラーに
なりたいと思ったことはなかった。
(当たり前)

そう思われることが、
カウンセラーとして、
お客様にとって、いいことなのかどうかは、
もうこの際置いておこう。
(いや、一番大事なところーーーーーー)


私の中の熱い何かが燃えている感じはすれど、
これはきっと、私の中性脂肪を燃料に、
男性性が燃えているんじゃないだろうか。
少なくとも、
女性性は喜んでいる感じはしない。笑

だけど、このような世界観の構築を
勝手に繰り広げてしまった時点で、
すでに二郎の奥深さに、
足を踏み入れてしまったのかもしれないと思う。

そんな、
ラーメン屋、間違えた、
カウンセラーを目指してみるのも
悪くないと思った。


私のブログに踏み入れたあなたが、
一度読んだら最後、
もう、私を知らなかった頃には戻れないような。

知ってしまったことを、後悔しないような。
いや、後悔してもいい。

出会ったことを後悔するくらい、
癖になるカウンセリングを、
中毒性の高い言葉たちを、
生み出していくんだ。



私が持ちうる限りの、
純度の高い愛で。




ここまで読んでしまったあなた。
引き返すなら、今です。

……いや、
もう遅いかもしれません。

大丈夫です。

引き返したいと思った、
あなたは、間違っていません。



ただ、思います。


私は、間違えてるかもしれません。


自分の方向性を。



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