「恋人さえいれば幸せになれる」そう信じて生きた20代の終わりと、ひとりでお祝いした30歳の誕生日。

🌹私の人生記録


「30歳の誕生日こそは」


ずっと、そう思ってきた。


「30歳の誕生日こそは」


私が大好きな恋人に、
私のことを大好きな恋人に、
盛大にお祝いしてもらうんだって。



私の20代後半は、
思い返せば
年間単位で恋の沼に溺れていることが多くて、


ちゃんとお祝いしてくれるような
ちゃんとした恋人がいない誕生日が
ほとんどだった。


私以外に本命がいる相手に、
一切れのショートケーキを
買ってもらうだけの誕生日を迎えたときも、

これから先の未来を期待した相手が、
誕生日を迎える直前に
離れていってしまったときも、

私の誕生日当日に、
メッセージすら来ないような
相手に恋をしているときも、


「まだ今年は大丈夫」って、思ってきた。

「来年こそは」って、毎年、心に誓ってきた。



そんな中で、
いよいよ私も20代ラストを迎えて、
恋愛が安定すると思いきや、

それどころか、

なぜだか、本当になぜだか、
人生でいちばん、
短期集中型恋愛に拍車がかかってしまった。


去年の終わりに出会った1ヶ月間の恋人の後、

時間をかけて温めてきて、
次は続くかと思われた次の恋人とも数ヶ月で終わり、

いよいよ30歳が目前に迫ったところで、
「私は今、結婚がしたい」
という気持ちが、
焦り、痛み、寂しさ、
そんなものを覆い隠すように、
むくむくと湧き出てきて、

同時に、
寂しさを隠すためだけではなくて、
愛することにも愛されることにも
もうそんなに頑張らなくていい、

だからこそ、もう幸せになろう、
と、素直に思える私もいた。


そんな思いで、
「次こそは結婚できる相手を」
って決めた瞬間、

結婚に向いているところなんて
一つもないような相手との出会いが、
全然予想もしてなかった場所から
突然落ちてきた。


私は結婚がしたいのだけど、
こんな風に、
私が出会いを求めているタイミングで、
こんなにも颯爽と現れるなんて、

「運命の相手なんじゃないか」と、
信じ込もうと、

全ての違和感に目をつむり、
強引に恋人にしてみた結果、
やっぱり合わないことだけが分かった。


期間にして、およそ3週間。


………いや、夏期講習じゃないのよ。



20代の最後を飾る恋にしては、
それはあまりにあっけなくて、
痛々しい生傷だったけれど、
でも、不思議と、すぐに受け入れられた。

合わなかっただけ。

合うのかどうか、重ねてみたことに、
後悔することも、
傷つくことも、しなくていいよね。

何より、もう、そういう恋に、
自分の価値を重ね合わせて、
自分を責めなくてもいい。


もう、しがみつくこともしないし、
自分に合わないと思う恋に、身を置き続ける私も、もういない。

時間はかかったけれど、
そう思える私になれたことも、
立派な私の成長だと思って、前を向いた。



私の前には、30歳の誕生日。


結局、
30歳を2週間後に控え、
私の誕生日を、
一緒に過ごしてくれる恋人は、今年もいなくなった。




恋愛依存で始まって、
恋愛のために私の世界は回っていて、
幸せは誰かにしてもらうものだ、
と、疑わなかった20代。


今でこそ、
30歳だから、
という理由にこだわる必要なんて
どこにもないって思えるけど、

恋愛依存で恋愛至上主義で
大好きな人と結婚することこそ正義、

27、28歳くらいで
大好きな人と結婚するんだろう、
と疑うことなく思いながら生きてきた夢見る夢子の私にとっては、

30歳っていう節目は、
なんだかすごく大きな意味が
あるような気がしてた。


「30歳の誕生日こそ、恋人に、東京タワーの見えるレストランでお祝いしてもらう」

願わくば

「30歳までには、プロポーズされたい」と夢見てた。


30歳の私は、
誰かにとってのたった一人の特別な存在で、
優しくて素敵な恋人に、愛されている。

そんな未来を純粋に夢見てた私が、
今の私の現実を知ったら、
絶望に打ちひしがれて、泣くかもしれない。



だけど、もう、
泣いてる私はいなかった。



お祝いしてくれる恋人がいないなら、

「私が私をお祝いしよう」

そう、思った。


ずっと夢だった、東京タワーの見える、
夜景の綺麗なレストラン。

コースディナーの
バースデープランの予約人数を見ると、
大抵どこも2名以上だった。


誕生日を1人でお店でお祝いすることって、
やっぱり珍しいことだよね。


ふとそんな考えがよぎったけれど、
そこは持ち前の執念深さを活かして、
諦めない私。笑

1名で予約できるところを、
なんとか2つ探して、
せっかくだからと、
より高くから東京の夜景を見渡せる、
高級な方を予約した。



だって、
私が、30年、私と生きてきたお祝いだ。

30年、一生懸命、私を生きてきたお祝い。

そう思うと、
お祝いしないほうがおかしい気がしてくる。


昔の私だったら、きっと、

「私が私のためにお祝いする」

そんな選択肢はきっと、
頭の片隅によぎりさえしなかった。


だって、私は、
誰にも愛してもらえない私が、嫌いだったから。

好きな人に愛してもらえない、
好きな人の特別になれない私の人生が、憎かった。


「どうして私ばっかり」
「どうして私だけ」
「どうして私じゃ、だめなんだろう」


毎日、「どうして」ばかりが増えていった。

そして、「どうして」の数だけ、
私は私を嫌いになった。


だから、
誰かに愛してもらえば、
私は私を好きになれるかもしれない、と思ってた。


私を愛してくれる人さえ現れたら、
私は幸せになれるかもしれない、と思ってた。



今も、
たった一人の、恋人が、
隣にいないのは、変わらない。

でも、
今はね、


私は、私が、好き。



ねえ、もしかして、
私が、私を、好きになるのに、
私を愛してくれる誰かは、いらなかったの?


私が、私を、幸せにするのに、
私に幸せをくれる誰かは、いらなかった?



私を好きになることを、
やめてしまったのは、私だったね。

私を愛さないようにしていたのは、私だったね。

私を幸せにしないようにしていたのは、私だったんだね。


ねえ、私。
ずっと、気付かなくって、ごめんね。



今、私の隣に、恋人がいないことが、
寂しくないと言ったら、

こんな風にひとりでお祝いすることが、
強がってないと言ったら、

それは、嘘かもしれない。


カップルたちを横目に、
キラキラと輝く東京の夜に酔いながら、
ただの一度も、
なんともいえない虚しさが、
私の心に浮かばなかったかと言ったらね、


浮かんだよ。



ろうそくを立ててもらって、
予約サイトに自分で入力した
「HappyBirthday Ai」の文字が書かれた
絶対に一人分ではないケーキと、
夜景をバックにして、
写真を撮ってもらうときには、

私はあの向かいの席のカップルたちから、
どう見られているんだろうって、
思ったよ。


怖くてそのカップルの方は、向けなかったよ。(笑)



それでも、
それでもね、

寂しさも、強がりも、
虚しさも、恥ずかしさも、
私のなかに、あっていいと思える。


私は、私の全部を、
ちゃんと、受け入れられるようになった。


それでもいいんだって、
見たくない現実も、
感じたくない感情も、
あってもいいから、

迷っても、
答えが出なくても、
立ち止まってもいいから、
それでも、私、今の私を、幸せにするって、決めたの。

私の幸せから、もう、目を離さないって、決めたの。


そうしたら、
私は私の未来が、怖くはなくなった。

私は、私の手を引いて、
「寂しさ」っていう絶望から、
私を救い出せるようになった。


それはきっと、
私が、過去の涙を、愛に変えてきた証。

不安と絶望を、希望と夢で、塗り替えてきた証。

私が、私と、生きてきた、証。



これからも。


私は、私をこうやって、
幸せに連れていく。

私は、私の夢を叶えていく。

どんな感情も、全部抱えて、
どんな絶望も、愛に変えて、
私は私と一緒に生きていく。


そんな決意をした、30歳の初夜。



***




青春の全てを賭けてた恋。



「この恋だけあれば、私は幸せ」
そんな唯一無二の焦がれと、
手が届かない虚しさを散々味わった後、
待っていたのは、振られた絶望。


そんな絶望色で始まった
私の20代は、
心の奥の途方もない寂しさに、
これでもかというほど振り回された時代だった。


いつも寂しくて、
誰といても寂しくて、
その寂しさは、いつか私を、
すっぽりと、飲み込んでしまうんじゃないかと思ってた。


怖くて、怖くて、必死に逃げた。


憧れていたような
キラキラした社会人にはなれずに、
生活のための仕事でいいんです、と、

恋愛だけじゃなくて、
就活でも選んでもらえなくて、

私は、あの子たちとは違うんです、と、
誰にも選んでもらえないから、
やりたいことをやる資格はないんですって、

私の人生は、
やりたいことなどやれる人生では
ないんですって、

自分に言い聞かせて、

人前に立って、
人の心を動かしていくこと、
そこに対する情熱も、憧れも、
早々に諦めたつもりだった。


「あの子と私は違うんです、
だって私はこんなにダメだから。」


そんなふうに、自分の未来に、
自分で目を瞑ってきた。


「私には魅力がない」

そんなふうに、言い訳をして、
自分の夢を諦めてきた。


そして、心の奥で、
そんな自分をこれでもかと言うほど傷つけた。



当たり前のように
愛される可愛いあの子のように、

私が愛した彼らに愛された、
綺麗なあの人たちのように、


愛されることができなくて、
選ばれる事ができなくて、
それが私に魅力がないからなんだと、
ひたすらに自分を傷つけた。


こんな私を、
愛してくれる人さえ見つかれば、
幸せになれるんだ、と、

愛してもらえない私は幸せではないんだ、と、

恋愛に私の幸せの在処を押しつけて、
自分を自分で幸せにすることから
目を背けてきた。


恋人がいない自分には
価値がないから、
どうにか男性に愛してもらえる自分になろうと、
必死に鎧を着込んでは、

誰かを羨んで、
そうなれない自分を嫌って生きてきた。

誰かがくれる幸せや、
愛情や、女としての自信。


それに縋って、夢見て、傷ついては、
背伸びして背伸びして、

愛してくれそうな相手が現れても、

「愛されたいのはあなたじゃない」
「本当の私を見たらどうせ嫌いになるでしょう?」

って、突っぱねて、

「どうせ私は愛されない」

そんな信念を
いつも心の奥に抱えて、
ズタボロの心を引きずりながら歩いてた。



そんな私の、10年間。





でもね、
そうじゃなかった。


もう、
誰かに愛されるために生きなくていいし、
私を幸せにしてくれる誰かを、
見つけなくていい。



「私は愛されない」


そんな狭い世界を、
私は、私の手を引いて、抜け出すの。



今の私が、
そうじゃないよ、と言えるのは、
「愛されない」世界で、
散々もがき続けてきた私がいたから。


「愛されている」と言えるのは、
愛されたくて、
死に物狂いで生きてきた私がいたから。


いつも全力で、
愛されたくて、死にそうだったから。

それでも、こうして、生きてきて、
その先で、
自分を愛することができる世界が、あったから。


私は、私の全てで、これからも、伝えていく。


私たちが生きる世界は、
そうじゃないんだよ、って。

私たち、自分を、愛していいんだよって。


新しい世界の入り口に立って、

今、やっと、
あのときの傷が、
あのときの絶望が、
あのときの涙が、

宝物に思えるよ。


何度も、もうやめてしまおうかと思ったね。
何度も、何の意味があるんだろうって思ったよね。
何度も、もう立ち上がれないほど、傷ついたよね。
何度も、こんな思いをするくらいなら、もう諦めようって思ったよね。


私たち、きっと、笑っちゃうほど、ぼろぼろだったよね。


それでも、

それでも。


諦めないで、
愛に生きてきてくれて、
どうもありがとう。


自分の愛に、
振り回されて、
悩んで苦しみながらも、
愛に生きることから、
手を離さないでいてくれて、
どうもありがとう。


私の人生に、私を取り戻して、
これから始まる、
新しい世界を、生きていける。

やっと、私の人生が始まるのかもしれない。





だからこそ、
私には、
今日のこの景色が、必要だったんだと思えるよ。


一生を共にする自分の誕生日くらい、
誰よりも祝える自分でいよう。

ずっと憧れてた東京の夜景を眺めながら、
「いつもありがとう」って、
私に伝えたら、嬉しくて、
心の奥が熱くなって、涙で東京が滲んだ。



ねえ、私。


想像を超えて、幸せになろう。


私が行きたい場所に、
私を連れていくよ。


私が欲しい人生を、
私にあげるよ。


私が欲しい幸せを、
私にあげるよ。



幸せを待つ必要なんてない。

今この瞬間から、
私を幸せにしてあげられる。


私のために生まれて初めて買った、
一輪の薔薇を眺めていたら、
プロポーズするときは、
こんな気持ちなのかな、と思った。

憧れていた、
プロポーズだって、
自分で、自分にしちゃおうか、と思った。


真実のパートナーに、
いつか絶対に言われたい言葉。

まずは、私に言わなくちゃ。



お誕生日、おめでとう。



私に、生まれてきてくれて、ありがとう。

私と、出会ってくれて、ありがとう。



一生、幸せにします。



***



変化すること。

これまでの世界から、違う世界に行くこと。

「愛されない」世界から、
「愛されている」世界に行くこと。


怖くて、怖くて、
いっそ、このままでも、
いいんじゃないかって。


でもね、
私たちは、自分の幸せを、
諦めるわけにはいかないんです。

自分の幸せは、自分しか、わからないから。

この世界中で、たったひとり、
あなたの心しか、
あなたの幸せを知らないから。


私たちは、
「自分」を幸せにできるからこそ、
他の誰でもない、
「自分」を選んで、生まれてくるんだと思うんです。

私は、そう、信じています。


だから、
本当の自分で生きることさえできれば、
自分の幸せは、叶えることができる。

自分以外の誰かの人生に、
囚われてる暇なんて本当はなくて、

誰かの人生と自分の人生を
比べる必要もなくて、

私も、あなたも、
今が何歳で、
今どこに住んでて、
今何をしていて、
今、誰といて、
今、どんなふうに生きていても。

私たちは、
今、この瞬間、ここから、
自分をどう幸せにしていくかを、
考えるだけでいい。

感じてあげるだけでいい。

そして、
愛に溢れた幸せを、生きていける。


私も、そのことを、
これからも、
私の人生で実証していくために、
生きていこうとしています。

さらに、自由に、自分らしく、
幸せを咲かせていこうと、しています。

そんなタイミングにいます。


今この瞬間から、幸せに生きると、決めて。


私と一緒に、
本当のあなたを、迎えにいきませんか?
本当のあなたの幸せを、叶えにいきませんか?


ぜひ、カウンセリングで、私に出会ってください。


あなたの手を引いて、
今、この瞬間から、
愛を感じられる世界に、連れ出します。





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今月は、私の30歳にかこつけて、
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→こちら、満席となりました♥

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そして、
新しい私で、
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10月15日(金)19:00
10月16日(土)11:00/14:00
10月21日(木)19:00
10月25日(月)19:00
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