昔の自分に、負けてもいい。

🌹恋と愛に悩むあなたへ

負けないように、やってきたね。

負けないように、頑張ってきたね。


でも、もう、負けてもいいよ。

できなくなっても、いいよ。

頑張れなくなっても、いいよ。



***



愛情アーティスト 心理カウンセラーの愛野ひとです。



誰にも負けたくない。
いつだって、私が一番でいたい。

誰にも傷つけられたくない。
もう二度と、あんな寂しい想いは、したくない。



だから、この世界は、みんな敵でした。



いつも、負けないように、
自分が勝てるところを、探していました。


いつも、傷つけられないように、
自分の心は、開かずにいました。


そんなふうに、いつも、闘っていた私。



でも、もう、闘わなくてもいい。


闘うことをやめるために、
「負けたくない」私へ、
書いたメッセージ。


私と同じ気持ちでいるあなたにも、
届きますように。



***


いつもいつも、
目の前のことは、合っているのか、
間違っているのか、
自動反射で考えて。


すぐに、判断する癖。


頭で考えて、やるか、やらないか、決める癖。


この人の言っていることは、
自分に必要なのか、
自分にとって正しいのか、
目の前の相手を、そうやって、判断するから、
いつだって、目の輝きは険しくなって、
心は棘を出す。



「あなたは、私を、傷つけたりしない?」


そうやって、いつも、疑うところから始まるの。


だから、心は、最初から、閉ざす準備をしているの。


1回でも傷ついたら終わり。

1回でも失敗したら終わり。


傷つかないために、
失敗しないために、

今、どうすればいいのか、
どうするのが正解なのか、
未来の可能性を、いくつも想定しては、
想定しているうちに疲れてしまって、
結局動けなくなる。


どんな未来も、いらないや。

どうでもいいや。


あんなにも、傷つくくらいなら、私はここから、出たりしない。






そんな、頑なで、怖くて怖くて仕方なくて、心を閉ざそうとしている私に、聞いてみた。



なんで、あなたは、負けたくなかったの?

どうして、そんなに、正しくいたかったの?




だって、負けたら、苦しいじゃん。

負けたら、悔しいじゃん。

負けたら、辛いじゃん。

負けたら、独りぼっちじゃん。



誰も、私を、見てくれないじゃない。

誰も、弱い私のことは、見ようとしないじゃない。


それは、幼い私が、自分の家族に感じていた気持ち。



だから、弱いと、ひとりぼっちになるんでしょう?


だから、弱い私を、感じるのは、嫌だよ。

弱い私で、いるのは嫌だよ。


だって、傷つくから。

弱かったら、生きていけないから。

だから、負けることは、
死ぬことくらい、嫌なの。


傷ついた私は、そうやって、つぶやいた。




そんな自分に、声をかける。



嫌だったね。

ずっと、頑張ってきたね。



もっともっと、頑張れていたころの自分。

きっとできる自分。


私はこんなに頑張れる。

私は強い、を、証明してきた自分。


その自分に、負けたくなくて、
ずっと頑張ってきたよね。



すごかったね。

偉かったね。




でも。



でも、もう、そんなに、強い自分で、いなくてもいいよ。



あの頃の自分に、負けてもいいよ。




傷ついて、ぼろぼろで、立ち直れなかった自分。


二度と、見たくない自分。





あの頃の自分に、戻ってもいいよ。




泣いてもいいよ。

叫んでもいいよ。

上手く生きられなくてもいいよ。

上手にできなくてもいいよ。

転んでもいいよ。






そうやって、声をかけていたら、出てきた。
私の、ほんとの気持ち。




寂しかった。

寂しくて、寂しくて、たまらなかった。


私にとって、
こんなにも寂しい世界を生きていくには、
強くならないと、いけなかった。

この世界は、ちょっと、私には、息苦しかった。


生きてるだけで、苦しかった。


生きてるだけで、寂しかった。


ただ、生きてるだけで、辛かった。


だから、みんなと同じように、生きるには、我慢するしか、なかったの。







そうやって、ほんとの私と向き合っていたら、わかったの。



私が、本当に、負けたくなかったもの。


私が、本当に、負けたくなかったのは、


目の前の誰か、でもなくて、
昔の自分自身、でもなくて、


私の、「さみしい」だったんだ。



私は、私の「さみしい」に、負けないように、してたんだ。


ずっと、ずっと、ずっと、
私は、私の心に浮かんでくる、感情に、負けないように、闘ってたんだ。



そっか。
そうだったんだ。


私は、私の心と、ずっと闘っていたから、
だから、いつも、
目の前の人とも、私の過去とも、
闘っていたんだね。


私の、負けちゃいけない、は、
「さみしい」に、負けちゃいけない、だったんだ。



幼い私にとって、
「さみしい」に負けないことは、
生きていくために、どうしても必要だったもの。


でも、今の私は、
もう、大丈夫だよ。



さみしさに、負けない私になったよ。


ううん、そうじゃない。



さみしさに、負けても、大丈夫な私になったよ。

さみしさに、負けても、生きていける私になったよ。


さみしいも、くるしいも、かなしいも、
全部、全部、私が、私でいる証だって、わかったから。



愛しているから、さみしいんだって、わかったから。


愛を知っているから、さみしいんだって、わかったから。



だから、もう、負けてもいいよ。


もう、私でいることから、逃げなくてもいいよ。

もう、私の「さみしい」に、負けてもいい。



もう、勝たなくてもいいよ。

もう、平気なふりを、しなくてもいいよ。

もう、私に、勝たなくてもいいよ。



もう、そのままでいいよ。

勝とうとして、自分を隠したり、すごく見せようとしたり、しなくていい。



私は、私に、負けてもいい。

私は、私の、敵じゃない。



私の「さみしい」は、悪者じゃないよ。

私を、傷つけるものじゃないよ。

私の、愛のありかを、教えてくれるものだよ。

さみしさの深さは、私の愛の深さを、教えてくれるものだよ。



ずっと、ずっと、そうだったんだよ。



もう、いいんだよ。

もう、私を、許してあげてもいい。


「さみしい」と、泣く私を、
「かなしい」と、泣く私を、
「くるしい」と、泣く私を、
許してあげていいよ。


さみしいと、泣くことは、恥ずかしいことじゃないよ。
怖い、ということは、みっともないことじゃないよ。



違うね。



もう、恥ずかしい私でも、いいんだ。

もう、笑われてもいい。

もう、ダメな奴だと、言われてもいい。


もう、誰とも、闘わなくて、いいんだから。

もう、なんでもできる自分で、いなくてもいいんだから。





そしたらね、やわらかくなった、私の奥から、別の怖さが出てきたの。


闘わなくなったら、こんな表現が、できない。


こんな、自分の奥から、削り出して、絞り出すような、表現が、できなくなるんじゃないかっていう、怖さ。


私の世界観が、表現できなくなる。

私が私で居られなくなる。


そんな怖さ。



ああ、私は、本当に、闘うことで生きてきたんだね。

闘うことで、私は、私を、保ってたんだ。


闘うことは、
私の、生きていくための手段であり、
いつの間にか、
私の、生き方そのものになっていたんだね。



この生き方は、私を、苦しく、切なく、孤独にした。

だけど、私の器を、大きく深くもした。

そして、この「さみしい」が、私をここまで、連れてきてくれた。


この「さみしい」が、私に愛を教えてくれた。


私は、この「さみしい」に、生かされてきた。



ありがとう。


さみしかった、私。


負けたくないと、生きてきた、私。



もう、その生き方を、変えてもいいよ。


傷つかないために生きるんじゃなくて、
幸せになるために、生きていいよ。





傷つかないために、生きてきてくれて、ありがとう。
これからは、幸せになるために、生きていこうね。



だから、私に、戻ろう。



ただの、私に。



闘わなくても、
愛されている、ただの私に。


すごい私、じゃなくても、
愛されている、ただの私に。



愛の存在でいられる、ただの私に。



***






そのために、必要なのは、
自分のぜんぶを、受け入れて生きること。


何かをできるようになることでも、
魅力を足すことでも、
すごい自分に変わることでも、
なくて、

ただ、今の私を、すべて、受け入れられるようになること。


心に浮かぶすべての感情を、感じ切って、生きること。


どんな私でも、受け入れて、生きること。




傷ついたっていい。
失敗したっていい。
何が起きたっていい。
どんな自分になってしまっても、いい。


どんな気持ちも、私が受け止めるから。


自分に対して、それくらい、大きな愛を持っていられること。


どんな自分でもいい。


たとえ、私らしく生きる過程で、
悲しみや、苦しみや、惨めさを
感じることがあって、
なりたくない私になることがあっても、受け入れる。


私たちは、
なりたくない自分になることを許せて、
初めて、本当になりたい自分にも、なれるんだと思います。



そしてね、
これまで、たくさん悩んで生きてきた、
今の私たちには、
本当は、それができるんです。


どんな自分でも、
受け入れることができるように、
こんなにも、悩み、迷い、葛藤しながら、
愛の器を、大きくして生きてきたんだと思うから。



それができるようになったとき、
待っているのは、とても生きやすく、自分らしくいられる世界。



そんな世界へ、一緒にいきませんか?



私のセッションでは、
これまで我慢してきてしまった感情を
たくさん感じていきます。


そして、全部、自分自身で受け入れてあげて、
あなたが閉ざしてしまった心を、
もう一度開いていく、ということをしています。


私の文章に感じてくれた、
こころやさしいあなたとも、
そんな、優しい世界で、
愛を感じながら、生きることができたら幸せです♥


ぜひ、会いに来てくださいね♥

あんまり笑ってる写真、これまで載せてなかったけど、こんなふうにも笑います。(笑)

愛野ひと

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